押収された覚醒剤を含んだ塊と装飾画=横浜税関提供
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 厚みのある装飾画の裏に覚醒剤を隠してメキシコから輸入したとして、神奈川県警と横浜税関は30日、指定暴力団稲川会系組長の萩本秀則容疑者(66)=住居不定=ら4人を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで再逮捕した、と発表した。認否は明らかにしていない。

 再逮捕容疑は3月2日、覚醒剤を含んだ灰色の塊約1・47キロを装飾画(縦約50センチ、横約38センチ、厚さ約5センチ)1枚の裏に隠し、航空貨物として輸入したというもの。東京税関の職員が成田空港でX線検査装置などで見つけたという。

 ほかに再逮捕されたのは、同容疑者の息子で稲川会系幹部の一輝容疑者(43)=群馬県大泉町=ら。4人を3月17日~4月9日に麻薬特例法違反容疑で逮捕していた。(中嶋周平、手代木慶)

共有